2024年02月04日

画質重視から機動性重視に。

クレームが出にくい撮影ばかりをしていてはカメラマンとしてはダメですね。

カメラの事をよく知らない人はカメラマンが撮影した写真を見ても、それが良い写真なのか良くない写真なのか分かりません。

だからクレームになることはほとんどありません。

家族写真とかプロフィール写真のような人物写真はどうしてもこういう傾向ですね。

顔に変な影が付いていても、服装が乱れていても、実際より太って見えたり老けて見えたりしても、

カメラマンさんが高そうなカメラで、高そうな照明機材を組んで撮ってくれたものだから「こんなもんか」と思ってしまいます。

 

ところが最近ではカメラは身近なものになっています。

普通の人の中でも少々カメラに対する意識が高かったり、職業柄写真に携わる方なんかは写真の良し悪しが分かるという人が増えてきました。

「我が子の七五三の撮影をプロカメラマンに頼んだんだけど出来がイマイチで…。」

こんな声も聞くようになってきました。

そのカメラマンさんはとても古くてチープなカメラだったそうです。

古くてチープなカメラを使っているカメラマンこそ、お客さんの度肝を抜くプロならではの写真を撮ってあげないといけません。

「やっぱりプロは違うな」という高評価につながりますからね。

 

画質より機動性。

僕はプロカメラマンの価値は高画質の写真が提供できることにあると思っていましたので、フジフイルムの中判ミラーレスGFXや30万円もするレンズを購入して使ってみました。

確かに素晴らしい写真が撮れる事は良かったのですが、仕事の現場で求められるのは画質より機動性だなと感じました。

オートフォーカスが遅いせいで撮り逃すことがあったり、レタッチやデータのアップロードに時間がかかるのはかなりのストレスです。

それでニコンのフルサイズミラーレスに戻したのですが、Zマウントのレンズの画質が悪いことは全くなく、撒き餌のキットレンズで十分な画質を備えていました。

操作は慣れているし現場での機動性も抜群です。

クリップストロボを使った時のホワイトバランスの設定にはまだ手こずりますので、いくつか解決方法を試し中です。

スマホでも高画質が当たり前になってきたので、画質の良さで勝負する時代ではなくなりましたね。

 

「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」が欲しい。

「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」があれば「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」も「AF-S VR NIKKOR 70-200mm F2.8G ED」も使わなくなりそうです。

レンズ交換が出来てこその一眼ミラーレスカメラなので高倍率便利ズームは避けてきたのですが、このレンズがあれば荷物も減りさらに機動性も上がるはずです。

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