シュナイダーのレンズが仲間入り
ドイツのシュナイダー・クロイツナッハのレンズでクセナー135mmf4.7です。
クセナーはテッサータイプのレンズだそうです。
テッサーはカール・ツァイスの代表的な名レンズですね。
これまでのレンズは、セイコーとコパルでどちらも日本製でしたが、シュナイダーはシャッターもドイツ製シンクロコンパーです。
シンクロコンパーというとハッセルブラッド用のカール・ツァイスレンズですね。
使いにくいことは間違い無いのですがかっこいいことも間違いない。
プレスフォーカスレバー(ピントや構図を合わせるためにシャッターを開閉するレバー)が見当たらず、これでGFX50Sで使うのは面倒臭い操作が必要なのではないかと不安になりましたが、プレスフォーカスレバーが無ければフィルムでもピント合わせや構図の確認ができないので無いわけがない。
よーく探すとセットレバーの横に小さな部品があってセットレバーをセットした後にこの部品を押し込みながらシャッターを切るとシャッターが開いた状態でキープされるようです。
閉じる時はこの小さな部品を元の位置に戻すとシャッターも閉じました。
135mmは大判カメラでは標準レンズですがこのレンズにはリンホフ規格の凹みボードが付けてありました。
GFX50Sで大判カメラを使う場合はグリップの出っ張り分フランジバックが犠牲になってしまいます。
この凹みボードはとてもありがたいです。
90mmや105mmにも付け替えることができると思います。
スイスのジナーにドイツのシュナイダー
スイスのジナーにドイツのシュナイダーという贅沢な組み合わせが実現しました。
こんなに素晴らしい機材が嘘のような中古価格で手に入ります。
さすがにシュナイダーは他のレンズよりは少々高めですが。
このくらいの焦点距離の方がアオリの効果も分かりやすいかと思います。
早くこのレンズの試し撮りをしたいのですがなかなか時間が取れず歯がゆいところです。
実戦に投入する前に試しておかないと現場では何が起こるかわかりませんからね。
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