2017年06月30日

ラジオスレーブ

ラジオスレーブ復活!

中国製のラジオスレーブのほとんどは電波法違反になるので絶対に使ってはいけません。もし使っているカメラマンを見かけたらすぐに通報しましょう。

でも購入はOKのようでしたので、僕も何度か購入しています。このBISHOPは送受信機セットで20000円弱ですので、中国製の中では高価な方です。それだけ信頼性もありました。

僕はコメットのモノブロックで使用しているのですが(本当は使っていませんが)、料理撮影や婚礼の前撮り、ヘアサロンのモデル撮影などのように人が多くなる現場ではシンクロコードに引っかかる方が必ずいます。コードが抜けるだけならマシですが、最悪な時はモノブロックが倒れます。ラジオスレーブがあればこの懸念が解消されますのでとても重宝していました(本当は使っていませんが)。

しかし、ある時急に反応しなくなりそのままお蔵入りしていました。集合写真など多くの人の注目の中、ストロボが発光しないミスは非常に焦りますし、せっかく窮屈な状態で我慢させているのに、車まで戻ってシンクロコードを取りに行くのもひんしゅくモノですからね。

そこでこのBISHOPをまた購入しようと以前購入したお店を調べるといつの間にか閉店していました。コメットの純正は70000円くらいしますので費用対効果の面から除外ですし、中国製でそこそこ信頼のあるものはほとんど売り切れか販売中止という状況。

1年ほどラジオスレーブに頼らず撮影をしていましたが、部屋を掃除していた時にダンボールからBISHOPが出てきました。試しに電池を入れてみると嬉しいことに反応しました。1年寝かせたら復活していたのです。

本日、部屋でブツ撮りがありましたので早速装着して試し打ち。しかし何度シャッターを切っても反応無し。仕方なくシンクロコードをつないで撮影しました。片付ける前にもう一度試してみようと電源を入れてシャッターを切ったら復活していました。

僕は電波法取締官に目をつけられているのかもしれません。仕事で使おうとすると妨害電波を出してくるようです。