2017年06月

ラジオスレーブ

ラジオスレーブ復活!

中国製のラジオスレーブのほとんどは電波法違反になるので絶対に使ってはいけません。もし使っているカメラマンを見かけたらすぐに通報しましょう。

でも購入はOKのようでしたので、僕も何度か購入しています。このBISHOPは送受信機セットで20000円弱ですので、中国製の中では高価な方です。それだけ信頼性もありました。

僕はコメットのモノブロックで使用しているのですが(本当は使っていませんが)、料理撮影や婚礼の前撮り、ヘアサロンのモデル撮影などのように人が多くなる現場ではシンクロコードに引っかかる方が必ずいます。コードが抜けるだけならマシですが、最悪な時はモノブロックが倒れます。ラジオスレーブがあればこの懸念が解消されますのでとても重宝していました(本当は使っていませんが)。

しかし、ある時急に反応しなくなりそのままお蔵入りしていました。集合写真など多くの人の注目の中、ストロボが発光しないミスは非常に焦りますし、せっかく窮屈な状態で我慢させているのに、車まで戻ってシンクロコードを取りに行くのもひんしゅくモノですからね。

そこでこのBISHOPをまた購入しようと以前購入したお店を調べるといつの間にか閉店していました。コメットの純正は70000円くらいしますので費用対効果の面から除外ですし、中国製でそこそこ信頼のあるものはほとんど売り切れか販売中止という状況。

1年ほどラジオスレーブに頼らず撮影をしていましたが、部屋を掃除していた時にダンボールからBISHOPが出てきました。試しに電池を入れてみると嬉しいことに反応しました。1年寝かせたら復活していたのです。

本日、部屋でブツ撮りがありましたので早速装着して試し打ち。しかし何度シャッターを切っても反応無し。仕方なくシンクロコードをつないで撮影しました。片付ける前にもう一度試してみようと電源を入れてシャッターを切ったら復活していました。

僕は電波法取締官に目をつけられているのかもしれません。仕事で使おうとすると妨害電波を出してくるようです。

揚げ胡麻団子

悲願の『揚げ胡麻団子専門店』オープンに向けて記念すべき第一歩

20年程前、中華料理店でアルバイトをしていました。カメラマンになるずっと前です。そのお店にいた中国人の淘(トウ)さんは中国にある点心の専門学校を出て日本に働きに来ていました。点心には2種類あります。餃子や焼売のようなおかずになる点心と杏仁豆腐やちまきのように甘い点心があります。

淘さんは海老餃子の皮を鳥の形に作ったり、高速餃子巻きなど素晴らしいテクニックを持っていましたので暇なときに色々見せてくれました。あるときメニューにはなかった揚げ胡麻団子を作ってくれました。揚げ胡麻団子は甘い点心の部類に入ります。世の中にこんなに美味しいデザートがあったのかと驚いたのを覚えています。

そこで、淘さんに「いつか日本で揚げ胡麻団子専門店を一緒にやりませんか?」と尋ねたところ、二つ返事で快諾してくれました。その日以降、揚げ胡麻団子専門店をオープンさせるために必死で働きました。

ところが選んだ仕事がカメラマンですので、お金が貯まることはなく今日まできてしまいました。淘さんとの約束は忘れてはいませんので、揚げ胡麻団子を試作してみようと思い立ちました。

以前、友人と訪れた占い師さんに僕の前世は和菓子職人だと教えてもらっていましたので、お菓子作りには自信があります。

しかし、20年のブランクは僕の感を鈍らせます。形はまあいいとしても揚げ時間をミスしました。揚げすぎて硬くなってしまいました。味は悪くはないのですが、あのときの驚きまではありません。

そう言えば、淘さんがいくつか秘密をこっそり教えてくれていました。ラードを生地に練り込む…とかそれ以外にもいくつかあったはずですが忘れてしまいました。

もう少し研究して近々『揚げ胡麻団子専門店』をオープンできるように精進したいと思います。

 

 

2-WAY LEVELER

正確な水平が測れる撮影用水準器

マンフロットの三脚に付いている水準器があまりにもいい加減で使い物にならなかったため、カメラのホットシューに付けるタイプの水準器を購入しました。

先日取材撮影中に同行のデザイナーさんが、「これなんですか?」と尋ねてきたので知らない人もいるんだと戸惑いながら丁寧に説明してあげました。気泡が2本線の真ん中に来るように前後左右の角度を調節すると正確に水平出しができるというものです。

そもそも三脚を持っていない人には関係ないモノです。ライカが普及し始めて以来、手持ちの撮影スタイルが一般的になってしまっていますが、本来は三脚にカメラを乗せて構図を決めて水平出しをしてシャッターを押すというのが「撮影」という行為です。スナップ撮影というとほぼ手持ち撮影スタイルになると思いますが、たとえ手持ちだとしてもしっかり水平出しを意識して撮影すると安定感が出て「写真うまいね!」って言われるようになります。レンズが広角になればなるほど顕著に良し悪しが出ます。

スマホで写真を撮るときでも正確に水平出しするだけで、60万円の高級一眼レフの写真と大差ない写真になります。

最近竣工撮影の依頼が増えてきましたので、この2WAY LEVELERが活躍してくれると思います。竣工撮影は8割は広角レンズでの撮影ですので正確な水平出しは必須です。2WAY LEVELERですので2方向はこれで確認できますが、残りの1方向はファインダーを覗きながら自分で調節します。最初からファインダーを覗いて調節すればいいじゃんって思うかもしれませんが、超広角レンズの絵を水準器なしで水平出ししようと思うと意外に時間がかかるのです。3方向のうち2方向が正確に決まればあと1方向を調節するのは簡単です。

グローブ空手の大会の撮影

グローブ空手大会の撮影

毎年6月に各務原の総合体育館で行われるグローブ空手の大会の撮影に伺いました。この大会を主催している峰竜会に以前所属していたことが縁で撮影させていただいています。ですから2回程試合にも出場しています。

グローブ空手は簡単に言うとK1のルールで道着を着用して行う新しい空手です。最近の空手は、型を競ったり、顔面への攻撃は無しだったり、寝技もありだったり…その流派が多過ぎて大会独自にいろいろなルールがあり、いったい誰が一番強いのかはっきりしません。

グローブ空手は、立ち技のみでルールも分かりやすく見ていても面白いのです。参加選手は空手道場は勿論、テコンドーやシュートボクシング、キックボクシングなど様々な競技の選手が参加しています。

今回の大会からジュニア(小中学生)の部もプロテクター禁止となり、見応えがありました。小学生でも5〜6年生くらいになると、切れのあるキックを繰り出します。

僕の場合は5年前の大会に出場しました。よその道場の高校生の選手に対戦相手がいなかったため、館長に相手をしてやれと頼まれたのです。相手はとてもおとなしく真面目そうなイケメン好青年でした。僕は高校時代からボクシングをやっていましたので蹴りは苦手ですがパンチには自信があります。空手を頑張って来た彼には悪いのですがパンチだけで勝負させていただきます。顔が腫れるという経験も彼には必要かもしれません。

試合が始まると彼はなかなか上手に距離を保ちます。なんとかかいくぐってパンチを当てにいくのですが、この戦法は非常にスタミナを消耗します。開始30秒で僕のスタミナは無くなりました。仕方なく館長に教えていただいたローキックでしのぐ戦法に切り替えました。しかし僕の短い足から繰り出されるローキックでは彼になんらダメージを与えることはできません。ラウンド終盤、肩で息をしている僕を見て彼は必殺のかかと落としを出してきました。本能的によけられたので直撃は免れたのですが、あの不気味な風キリ音を左耳で聞いたとき、「もう大会に出るのはよそう」と思いました。

ラジオに出演!

久々のラジオ出演

FM79.5のRADIO NEOさんからラジオ出演の依頼をいただきましたので、せっかくなので出演させていただきました。ハロー!プロジェクトなどのアイドルグループの女の子たちが日替わりでDJを担当する「ハロードライブ」というリスナー参加型の番組だそうです。僕は「お仕事がんばりゃー!」というコーナーでカメラマンの仕事について電話出演というかたちでいろいろな質問に答えました。料理を美味しそうに撮る秘訣や女の子が可愛く写る為のアドバイスなども生意気にお話させていただきました。恐縮です。

昨日収録が終わり、放送は20日18:00〜です。

普段、撮られる側のアイドルの子たちにとっては撮影者側の話は少し興味があるようですね。短い時間ですのでいろいろカットされてしまうとは思いますが、アイドルの子たちの話もいろいろ聞けて僕も楽しかったです。

番組の最後に「お仕事がんばりゃー!」と言ってもらえて僕のテンションも上がったのですが、残念ながら当分仕事が入っていないので大型連休に入ります。

この期間に新しい仕事の展開を考えてみようと思います。動画撮影やホームページ作成を強化してみようかと思っています。

田んぼにカモがやってきました

窓の外に可愛いカモがいました。先日購入したテレコンを装着して70-200㎜で狙ってみました。手持ちだったので拡大するとやはりブレてますね。

僕のアパートは田んぼの中にありますので虫も多いのですが、スズメやカラス、猫も遊びに来てくれます。1度だけ猫が部屋に入ってきたこともありました。ヤモリもよく見かけます。

ニコンのテレコン

奥の手「テレコン」を急遽購入

ニコンのテレコンバーターを購入しました。僕はブツ撮りか人物が多いため望遠系は70-200㎜で十分だったのですが、急遽某大学のスポーツ大会の撮影の依頼が入ったため、もう少し長いレンズがほしくなったわけです。

テレコンは1.4倍、1.7倍、2倍とあるのですが、倍率が大きい程画質が劣化しますし、F値も暗くなってしまいます。そのため人気があるのは1.7倍です。今回は少しでも長いレンズにしたかったので悩んだあげく2倍を選びました。70-200㎜f2.8のレンズに付けると140-400㎜f5.6のレンズになります。

早速試写

本日、テレコンが届きましたので早速装着してみました。ファインダーを覗くとやはりちょっと暗くなりました。昼間なら問題無く見えますので許容範囲です。試しに窓の外を撮ってみましたが、天気が良かったこともありそこそこキレイに撮れました。オートフォーカスもやや遅く感じる程度で問題無し。保育園の田植えの撮影に使ってみたところとても満足のいく写真が撮れました。

しかし、

しかし、明日の撮影は体育館でのスポーツフェスティバルだそうです。もしかしたら全く使えないかもしれません。なんとか明るい体育館であることを祈ります。

モデルハウスの撮影

モデルハウスオープンの告知

先日撮影させていただいたモデルハウスのオープンのチラシがアップされていましたので、画像を拝借。リンクしておきますので許して下さい。

このお家は屋根がぴょこっと飛び出ているかっこいいお家です。外観撮影ではなるべく歪みを少なくしたいのですが、引きが無く他人の敷地に若干お邪魔しての撮影でした。言い訳ですが、もう少し引いた場所から撮影したかったです。夜の外観は2回の部屋からもれる光が思ったより少なかったためレフランプを2灯足しました。玄関のアプローチには撮影日の時点では照明がな無かったためせっかくの木目が暗くて見えなくなってしまっていましたので、スピードライト3灯を植木に忍ばせてワイヤレスで発光させました。実際よりもやや強めの光になってしまいましたが近い雰囲気は出せたと思います。定常光とストロボ光をミックスしたスローシンクロ撮影となりました。

 

 

大三元!

人生初の大三元!

仕事が一段落付いたとき(途中のときもありますが…)、麻雀で暇つぶしをしています。このサイトの麻雀は対戦コンピュータのレベルの変更ができるのですが、僕は上げも下げもせず通常モードで正々堂々と対戦しています。

小学生のときに父に教わり、高校生のときに紙麻雀で腕を磨き、大学生のときにカモにされ、つくづく賭け事には向いていないことを自覚しました。いつも立直とドラのみとか、良くてチートイ。対戦相手に嫌がられるタイプです。

コンピュータが相手ならどんな手で上がろうが文句は言われませんので助かります。しかも間違って覚えていたルールもいくつかあって今更ながら勉強になります。例えば平和(ピンフ)というメジャーな役がありますが、この役はテンパイした後「最後の待ちが両面待ち(リャンメン待ち)でないとダメ」というルールがあったんですね。

こんなレベルの僕ですが、本日めでたく大三元を完成させました。思わずスマホでパシャリ。ささやかなリア充アピールとなりました。

腕を磨いて久しぶりに徹マンでもやりたいですね。