リンゴスターの名曲「オクトパスガーデン」
海の底で自由に暮らすタコに思いを寄せてリンゴスターが作った曲「オクトパスガーデン」。
ポールの横暴な要求に耐えきれなくなったリンゴが「もうやめる!」と言ってスタジオを飛び出して、気晴らしにイタリアで休暇をとっていた時に聞いたタコの話から着想してできた曲です。
海面は嵐で荒れていても海の底は暖かくタコは自由に暮らしているという部分がその時のリンゴの思いを表しているみたいでグッときますね。
この曲を気に入ったジョージハリスンがコードを足したりイントロやリードを作ってあげて完成しました。
普通に聞くと子供向けのほんわかした曲に聞こえてしまいますが、ギター部分はかなり難しい。
今までも何度か挑戦していたのですが、なかなかうまく弾けず挫折を繰り返していました。
正月は特に用事もなく暇でしたので腰を据えて練習することにしました。
1日目はとりあえずポジションを頭に叩き込みます。
つまづきポイントが何箇所もありますがとりあえずそのまま反復練習。
2日目朝起きて直ぐやってみるといい感じに弾けるようになっていました。
昨晩あんなに苦戦していたのに一眠りしただけで弾けるようになっているというのはギターではよくあることです。
自分の成長が耳で感じられるから面白いんでしょうね。
特に誰かに聞かせるとかメジャーデビューするわけではありませんが楽しいからやっているだけです。
成長することが生き甲斐になる
前置きが長いですが実はカメラの話をしています。
ギターは耳で成長を感じられますがカメラとなるとどうやって成長を感じるのか?
他人の評価、舞い込む仕事の幅、使いこなせる機材の量…どうも違うような気もします。
他人の評価は全く当てになりませんし、豊富に機材を所有していろいろな仕事を請け負っているカメラマンの中にも下手くそな人はいます。
結局は主観的にならざるを得ないのかもしれません。
自分が納得するかどうか。
ギャラをちゃんともらうために嘘をついていないか。
ギターの練習のように反復練習を続けることは大切なことです。
まともな人は孤独な人
「まっとうに生きていると孤独になる」というのは仏教の教えだそうです。
同調圧力に屈せず自分が信じた道を突き進むことができる人は既に自立ができていて目標が見えているから周りの意見に合わせる必要もありませんし、無駄に仲間を作る必要もありません。
前向きな孤独です。
他人を攻撃したり、我を押し通したり、非常識な振る舞いをして孤独になるのは寂しい孤独です。
前向きな孤独で生きていきたいものですね。
新年のメンテナンス完了
暇な時にやっておかないといけない機材のメンテナンス。
ボディを磨いて埃を飛ばしてピカピカにしました。
昨年出番の無かった機材もいつ必要になるかわかりませんので引っ張り出してチェックしました。
ニコンはZシリーズでマウントを変更したためにニコンのFマウントレンズの出番がかなり減ってしまいました。
手放してもいいのかもしれませんが、「FM2やF3、F4辺りを中古で手に入れてまた遊びたい」という思いがありなかなか手放せません。
蛇腹の大判カメラがフジフィルムのGFXシリーズのおかげでまた使えるようになったという例があるので古いレンズでもいつか出番が来るのではないかと期待してしまいます。
今年の仕事道具の準備も完了しました。