意外と大変な俯瞰撮影のセッティング
SNSの影響なのか近頃は俯瞰撮影の依頼が増えてきました。
今までは三脚を使ってやっていたのですがカメラとレンズが重たいとバランスが取りづらく、倒れそうになる様なこともありました。
頻繁にある仕事ではなかったのでその都度工夫をしながらなんとかこなしていたのですが、今回かなりの量の撮影になりそうでしたので最適なセッティングを模索してみました。
静止画であれば、脚立に乗って手持ちで終わらせる様な撮影でも動画となるとそうはいきません。
とりあえずテーブルに擬似被写体を並べてセッティングしてみます。
バランスの悪い三脚をやめてブームスタンドにカメラを乗せてみました。初めのうちは多少揺れますが直ぐに止まりました。
一番良かったのはマンフロット のギア雲台。
水準器を付けてカメラの位置を微調節していきます。このときにマンフロット のギア雲台なら極めて正確な構図に追い込めます。
BlackmagicVideo Assistも大活躍。
カメラの録画開始ボタンを押すとどうしても揺れてしまいますので、リモートレリーズが必要になります。
しかしこのBlackmagicVideo Assistという外部モニターは録画もできるので、この外部モニターで録画をすればカメラを触らなくても録画できます。
画面表示が逆さまなのは、カメラを対面側から俯瞰に持ってきているため画面の上下が180°逆になってしまうからです。
そのままモニターに移すと上下逆さまなのでモニターのセッティングで180°回転させて表示しています。
このセッティングがほぼ完成型ではないかと思っています。