LAOWA 20mm F4 Zero-D Shift
建築撮影のレンズとして現在「LAOWA 20mm F4 Zero-D Shift」を使っています。
GFX50SⅡに装着すると35㎜換算16㎜の画角です。
建築の撮影ではあまり極端すぎる超広角レンズはデフォルメが効きすぎるので16㎜くらいがちょうどいい感じがします。
しかし、現場によってはもう少し広ければ…と思うこともやっぱりあります。
「LAOWA 17mm F4 Ultra-Wide GFX Zero-D」なら換算13㎜の画角が撮れてしまいます。
16万円です。
出番の少ないことが予想されるレンズに16万円はちょっと辛いですね。
パノラマ合成しちゃえばいい!
朝起きたら突然ひらめきました。
パノラマ合成しちゃえばいい!
「もう少し横の窓を画面に入れたい」とか「天井のシーリングファンまで画面に入れたい」と思った時はパノラマ合成しちゃえばいい。
「LAOWA 20mm F4 Zero-D Shift」はシフトができるレンズですので通常のレンズよりパノラマ合成に適したレンズです。
ということで早速部屋の窓から見える景色をパノラマ合成してみました。
1枚目は左にシフト、2枚目は真ん中、3枚目は右にシフト。
この3枚を合成します。
パノラマ合成はフォトショップでもライトルームでもできます。
どちらもやってみましたが特に差はないのでどちらでも良さそうです。
ファイル→自動処理→Photomergeでパノラマ合成ができます。
合成方法にもいろいろなオプションが用意されていますが、多少の歪みや周辺減光などはどうしても微調整が必要になってくるのであまり気にすることなくとにかく合成してしまいます。
シフトで撮影した画像ですので破綻が少なく細部まで綺麗に合成できました。
後はこの画像を微調整してトリミングして完成です。
解像度を見てみたら12416ピクセル×6208ピクセルですので、7,700万画素のパノラマ写真です。
これなら超広角レンズを購入する必要はありませんね。
撮影時に水準器で水平垂直を正確に合わせないといけないので現場では少し時間がかかるかもしれませんが、16万円のレンズを買わなくてもいいので助かりました。
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