朝露の中に佇む郡上八幡城
風景写真にはそれほど興味がありませんので滅多に撮影には行かないのですが、お客さんから頼まれたため郡上八幡城を撮りに行きました。風景写真の得意な先輩カメラマンさんに同行していただき早朝の霧を狙いました。国道256号線を登っていくと撮影ポイントは2箇所あるとのことですが、最初のポイントは車が停められなかったので頂上付近まで登って2箇所目で撮影しました。
運よく到着と同時に霧が少しずつ晴れてきてお城が姿を見せてくれました。70-200ミリに2倍テレコンを装着して400ミリにするともう少しアップで撮れましたが、周辺の山にも霧がかかっていて綺麗でしたので200ミリくらいがちょうどいいかなと思いました。
日の丸構図バンザイ!
カメラ雑誌のウンチクを真に受けて凝り固まってる方からすると「こんなのは日の丸構図と言ってダメ写真だよ」って言われるでしょうね。フィルム時代の構図で勝負するならその通りかもしれませんが、この写真はコンテストに出すわけではありません。トリミング前提で撮ってますのでお許しください。日の丸構図で撮っておけば、好きなようにトリミングできますし、どこにでも文字を入れることができます。日の丸構図=オールマイティ。日の丸構図バンザイなのです。
キャッチライトもなんか古臭い。
ポートレイト撮影においても「目にライトを入れないとダメ写真だ」って言って強烈な太陽光をレフ板で反射させてモデルさんをギラギラ照らさないと気が済まないような方も見えますが、僕にはどうも不自然に見えてしっくりこないんですよね。眩しいのを必死で我慢するモデルさんがちょっとかわいそうになってきますし。