ホースマン45FAが届きました。
大判カメラ(シノゴ)ホースマン45FAが届きました。
レンズはトプコールP.T18cm/180mmF5.6。
35㎜換算で60㎜くらいでしょうか。
僕の場合はGFX50Sに付けるためもう少し画角が狭くなります。
感覚では135㎜か150㎜くらいになっていると思います。
長めの中望遠として商品撮影や料理撮影に最適です。
大判カメラでの撮影と同じ理屈で、フランジバック2倍分蛇腹を伸ばせば等倍の接写撮影もできます。
GFX50Sのミラーレスセンサーで直接測光しているので、蛇腹を伸ばした時に必要な露出倍数計算が要りません。
GFX50Sのモニターを見ながら露出合わせもピント合わせもできます。
このシステム意外と軽い。
大判カメラはガタイが大きいのでそこに中判ミラーレスカメラを付ければかなり重たくなると想定していましたが、意外と軽量で助かりました。
フィールドタイプですので、持ち運びがしやすいように軽量に作られているみたいです。
最初に、フロントアオリのチルトダウンでピント面を調節して浅い絞りでもパンフォーカスができるかどうか試してみました。
絞りはf8に決めてピントはお皿の上の木の実に合わせます。
f8では前も後ろもよくボケます。イメージカットならちょうどいい絞り値です。
次にフロントチルトダウンでパンフォーカスを狙います。
チルトダウンすると画角が変わってしまうので、高さを調節して木の実が同じ位置にくるようにしました。
同じ絞りf8でもかなり深度が深くなりました。
でもまだ後ろの方のお皿や背の高いグラスにはピントはきていませんでした。
f22〜f32くらいまで絞ればパンフォーカスになったかもしれません。
シャイン・フリュークの法則に従ったつもりでしたが、深度が浅ければパンフォーカスは難しいということですね。
焦点距離がいつもよりやや長めだったからかもしれません。
次に後方のお皿が小さくなってしまうのを補正しようと思っていたのですが、長い中望遠レンズでは圧縮効果が効いてノーマルで撮っても問題ないレベルでしたので今回はパスしました。
フロントチルトダウンの効果が分かっただけでもいい勉強になりました。
アオリにハマりそう。
大判カメラとGFX50Sの組み合わせでは他にもいろいろなことができます。
ピント面の調節、被写体の形の補正、接写、ステッチングなどです。
ただフィールドタイプのアオリは思っていたよりも限定的でした。
こうなるともう少し自由度のあるビューカメラが必要になります。
僕の場合、風景を撮るためにカメラを担いで歩き回ることは無いのでビューカメラでも良かったかもしれません。
ホースマンL45あたりなら比較的軽量ながら機能は十分ですし、延長レールなど拡張性も高いようです。
どうせ勉強するならビューカメラに変えてもいいかなと思っています。
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