チルトアップで形を補正してみた。
商品撮影をする場合、やや斜め上の位置から撮影することが多いです。
正面と側面と天部の3面が見えるので一般的な構図です。
斜め上から商品を見下ろして撮影するとどうしても天部と底部に距離が生まれるので天部が大きく底部が小さくなります。
この底部のすぼみを大判カメラを使って補正してみようということです。
レンズは180㎜(35㎜換算で51㎜相当)ですのがGFX50Sのセンサーですので長めの中望遠です。
中望遠ですのでこのくらいのすぼみ加減なら許容範囲かもしれません。
一応やってみました。
見下ろした状態のままバックをチルトアップします。地面に垂直にすると天部と底部の距離の開きが少なくなっていきますので形が補正されます。
この状態では被写体がモニターから消えてしまっていますのでモニターを見ながらフロントをシフトダウンしてモニターに出します。
ピント位置が大きくズレていますので構図も直しながらピントも調節していきます。
形はそこそこ補正できたのですがピントが甘くなってしまいました。
ピントが合ったと思ったら構図がズレていたりして何度も微調節が必要です。
最終的に残念なピントになってしまいました。
ある程度予想が付けられるように練習が必要ですね。
トヨビュー早速壊れた。
ピント調節をしていると突然フロント側が動かなくなりました。
フロントのフォーカシングノブをロックする部品が割れて空回りしていました。
かなりキツく締めていたので割れてしまってようです。
古い機材ですから仕方がないですね。
幸い部品取り用にオークションに安いものがでていたので購入しました。
部品が届くまで練習はできませんがまだまだやってみたいことはたくさんあります。