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難易度の高いボトルの撮影

ボトルの撮影は難しい。

ジナーSが快適に使えるようになってきたのでいろいろとアオリの試し撮りをしています。

近くにあった「WHITE HORSE」の瓶を撮ってみたらアオリどころかライティングが全然うまくいきません。

黒締めも上手くいかないし変な写り込みが盛大に出てしまいます。

PHOTOSHOPで修正すれば何とかできるかもしれませんが、ジナーSを使う意味がなくなってしまいます。

ジナーSでじっくり形の補正をしてPHOTOSHOPでの後処理を極力少なくするのが目的です。

ということでもう一度ライティングをやり直してできるだけ一発撮りでどこまで追い込めるかやってみました。

当初はソフトBOX3灯でボトルを囲んで撮っていたのですが、スタンドとかBOXの端っこのラインとか色々なものが写り込んできますし、透過光もキレイじゃない。

ソフトBOXを全部片付けて、なるべく大きな面光源になるようにディフューザーを2枚背景と左サイドに垂らします。

左からのメイン光はボトルの左側に写り込むのでこのままではディフューザーの端っこの線がくっきり出てしまいます。

この線を無くすためにグリッドを付けてなだらかなグラデーションになるように位置を決めます。

背景のディフューザーにはAD300Proに何も付けずそのまま当ててボトルの透明感が出るまで光量を調節します。

この背景の光源は左に動かすとボトルの右が明るくなり、右に動かすとボトルの左が明るくなり、中心に置くと中心が明るくなります。

今回はメイン光が左サイドからなので背景の光源は右に寄せました。

これでハイライトはボトルの左側にうまく馴染んでくれました。

この2灯ライティングではメイン光の反対側がやや暗くなるのでレフ板で影を薄めます。

これでいい感じに撮れました。

ボトルの左右が黒締めしたように黒くなっていますが、ボトルの形に切り抜いた黒ケント紙は使っていません。

左サイドのディフューザーと右サイドのレフ板を被写体から離していくと勝手に黒締めしたような感じに暗くなっていきます。

文字で書いてもなかなか伝わりにくいのですがとにかく正解に近づくまで微調節です。

こうやってブログに残しておくと後々役に立つというわけです。

結局アオリは多少のフロントライズだけでした。

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