全国のカメラマンさんと交流しました。

毎年恒例の懇親会

普段それぞれのエリアで仕事を請け負っているカメラマンはなかなか接する機会がありません。

年に１度、懇親会が催され親睦を深める場となっています。

ライターさんやデザイナーさんも集まります。

僕は今回は仕事が立て込んでいたので辞退しようと思っていたのですが、古株メンバーの1人として何とか来て欲しいと直々にご依頼をいただいたので行くことにしました。

皆勤賞です。

前日の夜に東京に到着。

日雇い外国人しか宿泊しない安宿に宿泊して、翌朝ジョギング大会の現場となる荒川の土手に向かいました。

大会の様子を撮影してその後、懇親会会場へ移動。

若手カメラマンの苦悩

若手のカメラマンさんはこの先まだまだ現役で仕事を続けなければならないので、ここ数年の機材の高騰や少子化による撮影機会の減少に悩まれているようです。

何かのキッカケにでもなればという思いで参加されているようでした。

その点、我々古株カメラマンは痛風が再発したとか現場でぎっくり腰になったとかこんな保険に入っているとか…老後の心配です。

若手カメラマンさんはブライダル、学校、七五三などの人物スナップがメインの仕事となっており、古株カメラマンは竣工写真（ビルや商業施設など）、商品撮影、カタログ・パンフレットなどの撮影をメインの仕事にしているという差がはっきりしていました。

確かに人物スナップは仕事としては数が多いので受注しやすいしそこそこの機材で撮れてしまうジャンルです。

竣工写真やブツ撮りは比較的難しいので専門の機材も要りますし経験も要ります。

僕は将来スマホに取って代わられるようなジャンルをメインの仕事にしていてはカメラマンとして先がないと思っています。

やりがいがあっても報酬が少なければ生活はできません。

僕はありがたいことに人前で目立つことは苦手ですし、部屋にこもって黙々とブツ撮りをしていてもそこまで苦には思いませんし、次の撮影に向けてライティングをあれこれ考えるのが楽しいタイプです。

次はスポーツ用品メーカーのウインターシーズン品の撮影です。今あれこれライティングを考えています。

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