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バケペンのレンズを2本調達。

GFX用レンズはとっても高い

GFX50SⅡの圧倒的な高画質に魅せられて気持ちよく使っています。

純正レンズはどれも20万円超え、マクロレンズや大口径レンズなどは30万円を超えます。

なかなかレンズが増やせないのが残念でした。

純正レンズはオートフォーカスが使えて便利です。

ということはオートフォーカスを使わない撮影(料理撮影やブツ撮り、インタビュー動画など)であれば純正じゃなくてもいいのではないかと思ったわけです。

マウントアダプターを装着すればどんなレンズでも使えます。

中判カメラのレンズであれば周辺減光や四隅のケラれの心配もありません。

中判カメラのレンズを物色

フィルム時代にハッセルのVマウントやマミヤのレンズは使ったことがあったので先ずは候補に上がったのですが、安価なものは程度が恐ろしく悪いものしかありません。綺麗なものは今だにそこそこ高額です。

そんな中ほとんど未使用とも見えるレンズが数千円で出ているものがありました。

ペンタックス67用のレンズです。

ペンタックス67はボディの大きさとミラーを跳ね上げるシャッター音の大きさから「バケペン(化け物ペンタックスの略)」と呼ばれていましたね。

バケペンはフィルムマガジン交換式ではないのでブローニーフィルムを入れて10枚撮影する度にフィルムを入れ替えないといけません。

そのため自身の作品撮りに使う方には人気があったようですが、コマーシャルの現場ではハッセルやマミヤのようにフィルムマガジンを予め余分に準備しておけるカメラがよく使われることになります。

そう考えるとペンタックス67用のレンズが未使用に近い状態のものがたくさんあることが理解できます。

しかしこの値段の安さは何故でしょうか?

これは自分で使ってみて確かめてみようとなりました。

使い物にならなければ同じような値段を付けて出品してしまえばいいですからね。

「SMC PENTAX 67 Macro 135mm F4」と「SMC PENTAX 67 200mm F4」

外観どちらもピカピカなんですよ。

フォーカスリングも良いトルク感。

絞りリングも良いクリック感。

レンズもピカピカ。

このレンズどちらも1万円しませんでした。

マウントアダプターは2万円ですけど。

135mmのマクロレンズはGFXに付けると105mm程になるそうですので料理やブツ撮りに最適です。

いつもケラれを気にしながら使っていたニコンの105mmマクロレンズと撮り比べてみました。

絞りf4で比べてみました。

残念ながら僕には違いがわかりません。

f16まで絞って比べてみましたがやはりこれといった違いはありません。

これなら問題なく仕事に使えそうです。

もう1本は200mmF4ですのでGFXに付けると150mmのちょい長めの中望遠レンズです。

これも問題ないですね。

ではどうしてこんなに安いのか。

いろいろ調べてみたところ、ペンタックス67用のレンズはtakumarのレンズの方が人気があるみたいです。

takumarは古めかしくゴツゴツしたデザインで重厚感がありますね。

軽くて丈夫な工業用プラスチックがカメラやレンズにも使われるようになったのですが、ペンタックス67ユーザーさんは「軽さ」は求めていなかったようですね。

昔ながらのtakumarが好きなようです。

僕は断然軽い方が助かりますから良い買い物ができたと思っています。

ペンタックス67用のレンズはこの2本以外にもあと何本かあるみたいですので全部揃えるのもいいですね。

次に狙うのは「45mm f/4」。

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