憧れのヘッドフォンを購入
ブライダルカメラマンを辞めて本当に良かったと喜びを噛み締めています。式場と契約しているからといって2年先まで安泰かと言うと決してそんなことはありませんでした。招待ゲストの数はどんどん少なくなっていきますし、そもそも人口が減少しているわけですからどうしてもお客様の取り合いになります。式場も経営の事を考えれば写真の良し悪しよりもコスト削減を考えるようになります。安くやりますっていうカメラマンがいればその方がありがたいようです。
僕の年収の殆どはブライダル関係と家族写真などでしたが、こういう状況を考えて2年ほど前にきっぱりと足を洗いました。現在は商品撮影、竣工撮影、ホームページ作成、動画撮影・編集の方にシフトしています。ブライダルはギャラが見合いませんし、家族写真なんかは子供が成長すればさよならです。SNSで七五三の予約を必死で呼びかける方もお見受けしますが、そういう撮影をいきなり知らないカメラマンに依頼するお客様は少ないです。結局、知り合いや友達の紹介に頼らざるを得ません。カメラマン自身が35歳も過ぎると当然周りの知り合いも年齢が上がってくるわけで、いつまでも依頼をしてくれるお客様が潤沢にいることはありえません。
ブライダルの仕事が無くなった時は一時的に収入も減りましたが、コマーシャル関係にシフトしてからは殆どの仕事はリピートしてくれます。ブライダルや家族写真は本番の撮影で初めてお客様とお会いするので、コミュニケーションを構築するのに必死でしたが、リピートの仕事はお互いに信頼関係が出来上がっています。カメラの仕事がこんなにやり易くて楽しいものなんだとつくづく喜びを噛み締めているわけです。
半分趣味でやり始めた動画の撮影と編集ですが、ここのところ依頼を多く頂けるようになりまして、なんとか要望に応えられるようにと動画関係の機材も購入しています。仕事で受けるからには、素人機材では心許ないですからね。
今回はこのヘッドフォン。そんなに高額なものではないのですがヘッドフォンごときに15,000円も出せずホームセンターで購入した安物を使っていたのですがプラスチックの部分があっさり破壊。やっぱり道具はいいものを使いたいですね。そこでこのヘッドフォンですが、ソニーの王道のヘッドフォンです。ミュージシャンのレコーディングやモノマネ王座決定戦の審査員が耳に当てていますよね。これが欲しかったんです。
動画撮影時にマイクがどんな音を拾っているのか、ノイズは無いか、ちゃんと録音できているかなどしっかりチェックしていきたいと思います。
こんなものも
ついでにマイクも購入しました。一眼動画用の外部マイクは2つも持っているのですが、アフレコに使いたいと思い単一指向性のマイクを1本準備しておこうというわけです。商品説明用の動画やアフレコの時はどうしても現場の環境音に悩まされます。エアコンの音や冷蔵庫の音、車や電車の音などいらない音は全てノイズです。単一指向性のマイクで狙った音だけ綺麗に録音したいのです。
まだまだ試行錯誤ですが、家では何度失敗しても大丈夫ですので色々試しています。
SONY ( ソニー ) / MDR-CD900ST
<特徴>
■ 数多くのレコーディングスタジオで愛用されている音楽業界のハイ・スタンダード
・原音のイメージをそのまま再現するピュアな音質、クッキリと研ぎ澄まされた輪郭と音像。発売以来、数多くのレコーディングスタジオで愛用されている事実が、高い評価と信頼を証明しています。
■ 原音イメージそのままのどこまでもピュアな音質
・レコーディングスタジオやポストプロダクション、放送局など、プロの世界で求められるクオリティと耐久性を徹底的に追求し、独自に開発したドライバーユニットを採用。これによって歪みの少ない原音イメージそのままのクリアな音質の獲得に成功しています。
■ モニタリングに適した分解能
・独自開発のドライバーユニット採用により、モニタリングに必要な分解能(検知限界)も大幅に向上。音の輪郭から定位、エコーの拡がり感などの微妙な違いをつぶさに再現し、”本物の音”を耳に伝えます。
■ あらゆるスタジオユースに対応
・耐入力(最大入力:1,000mW)やフレーム・カバーの強化により、音のクオリティを重視するとともに、レコーディングスタジオや放送局などでの使用に耐えうる耐久性・安定性を実現しています。様々な条件をプロの立場から追求することにより、スタジオエンジニアやミュージシャンからの高い評価と信頼を得ています。
<仕様>
■ プロフェッショナルモニターヘッドホン
■ インピーダンス:63Ω
■ 最大入力:1000mW
■ 再生周波数帯域:5~30,000Hz
■ 感度:106dB
■ プラグ形状:ステレオ標準プラグ
■ ケーブル:2.5m ストレート
■ 重量:200g(コード含まず)
ですって。