スタッフブログ

お菓子のライティング

お菓子のライティングを確認してみました。

年明け早々にティラミスの撮影をしてきたのですが少々疑問に思う部分があったので部屋でライティングの確認をしてみました。

現場ではいつも通りディフューザー越しのサイド光1発で影の処理をレフ板で調節するというシンプルな撮影でした。

気になっていたのは被写体の奥にもう1灯ライトがあった方が良いのか否か。石鹸に見えますが僕の大好物の「白いダース」です。6面体なので光の当たり具合が分かりやすいです。

こんな感じのセッティングです。メインはサイドです。奥のソフトボックスはメインの1割ほどの光量です。

奥のライトはレフ板よりは若干強い程度の光しか出ていませんので露出は変わりません。画面全体が柔らかくなる効果があるようです。これ以上少しでも光量を上げると不自然な影が出てきてしまいとても厄介です。角度や距離を微調整しなければなりません。

お皿に乗せた場合は特に奥のライトは効果的だと思います。またスプーンやフォークなんかが食材の右に置かれると1灯では影に入ってしまいますが、奥のライトがあるだけで助かるかもしれません。

透過光としても最適。

空ビンでは効果が分かりにくいですが、液体が入っていた場合は良い感じに透過光となってくれそうです。

ねらった写真に少しでも近づけるようにライティングは妥協せずにやりたいものですね。このライティングもきっと仕事に活かせる時もあるはずです。

フリーランス協会とは何でしょうか?

プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会

2017年1月26日に設立したプロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会(通称:フリーランス協会)。まだ設立したばかりの協会ですので、認知度も低いですし、実際どういう活動をされているのかいまいち見えてこない部分も多々あります。

僕のようなフリーカメラマン向けというよりは、空いた時間を活用してアルバイト感覚で仕事をする「すきまワーカー」をターゲットとしている協会のようです。結婚を機に退職た女性が育児の合間に働いたり、平日はサラリーマンだけど趣味を活かして土日はYoutuberをやっているような方に向けた情報提供が多い気がします。

活動内容はどうでもいいのですが、「フリーランス賠償責任補償」が付随されることが大きなメリットです。また現在政府が創立しようとしている「フリーランスの失業保険」についてはこのフリーランス協会に加入していることが条件になるそうです。

さらに発注者に対する補償もあるので、少しは安心して仕事を依頼してもらえるようになるのではないかと期待しています。

美容室ホームページリニューアル!

美容室のホームページをリニューアルしました。

僕はAdobeのmuseというソフトでホームページを作っています。museは自動でコード記述をしてくれる大変便利なソフトです。カメラマンにとっては畑違いの作業ですが、自分が撮影した写真を自分で加工して好きなようにページを作っていけるのでとても面白いです。

SEO的にはちょっと…。

デメリットとしては、基本的なSEO対策はできますが、ソース自体が自動で作られているものですので煩雑になってしまいSEOに対しては微弱です。ですので、そこまでSEOが必要ないというジャンルのものを作っています。美容室もターゲットは地元の方ですし、頻繁にメールで問い合わせが来ても困る業種ですのでちょうどいいです。

またmuseには無料で使えるサーバーが用意されているので、このサーバーを利用して印刷物の校正に使ったりもしています。お客さんの所まで行かなくて済みますので便利ですね。

カメラマンとしても視野が広がります。

近頃はWEB制作会社さんからの撮影依頼が増えて来ました。WEBデザイナーさんはよく「撮影は上手でもWEBに使うことを想定して撮ってくれるカメラマンが少ない。」と言われています。僕も自分で撮影した写真をホームページに使おうと思ったら「左右が足りない」「上下が足りない」「部分的に使いたいのにそこの部分のピントが甘い」「人物の向きが1方向しか撮ってないため配置できる場所が限られてしまう」など意外と使いにくいことに気づきました。

WEBデザイナーさんの指示が「両方撮っておいてください」とか「どちらでも使えるように撮っておいてください」のようにオールマイティを求めてしまうのも良くわかります。

ですので、そこは面倒臭がらず誠実に対応するように心がけないといけないわけです。カメラマンの神対応というものです。

WEBデザイナーさんとの阿吽の呼吸。

同じWEBデザイナーさんと何度か仕事をしていきますと、お互いの考えが分かるようになって来ます。WEBデザイナーさんがディレクションも兼ねている場合も多く、その場合は現場においてはWEBデザイナーさんに主導権があるのが望ましいです。クライアントはWEBデザイナーさんに信頼と期待を寄せていますので、カメラマンがWEBデザイナーに従わない光景を見せてしまうと、お互いに仕事を失います。WEBデザイナーさんから無理難題を言われても善処してその場を乗り切らなければなりません。

その現場をなんとか乗り越えて、帰りの車の中で次の仕事に向けて作戦会議です。

カメラマンはやっぱり裏方。

WEBデザイナーさんからの無理難題にクライアントの前で「写真というのは…」「そんな写真は邪道ですよ…」なんて言ってしまうカメラマンはダメですね。クライアントやWEBデザイナーにとってはカメラマンが有名な大先生と呼ばれるような存在である必要はほとんど無く、依頼した写真を少し上回る程度の写真が撮れればOK。ってことでしょうか。この「少し上回る」という部分が結構大事ですね。

AF-S NIKKOR 14-24 f2.8G ED

とうとう購入!ニコン大三元のリーダー的存在、超広角神レンズ。

ニコンの大三元のレンズの1つがこのAF-S NIKKOR 14-24㎜ f2.8G EDです。Fマウント最強の超広角レンズです。重いし高額だしフィルター付けられないし出目金レンズなので扱いにくいです。

しかし、2007年11月の発売ですのですでに10年経ってますが、圧倒的な完成度のために未だに後継が出る噂は聞こえてきません。

僕は風景写真は撮りませんので、コマ収差(星などのように1点で光っているはずなのにレンズを通すとにじんでしまう現象)に関してはそれほど気にしていません。ニコンのレンズの場合名前に「ED」と付いているとコマ収差を極力無くしてくれる良いレンズだそうです。

それよりも、周辺域の画像の「流れ」が気になっていました。竣工撮影にはどうしても今までの17㎜では狭く感じることがありますので、14㎜の画角は魅力的なのですが周辺が流れてしまうのではないかという疑念がありました。

とってもいい感じ!

さすがキャノンユーザーの方が羨むレンズだけあって極端な流れはありませんでした。LIGHTROOMの中にこのレンズのプロファイルもちゃんと入ってますので、クリック1回で気持ちよく補正されます。これなら竣工撮影でも活躍してくれそうです。

もしかしたら、モデルさんの撮影でも使えるかもしれません。ポートレートで超広角レンズを使うとモデルさんの配置によっては顔半分が伸びてしまったり、手の指や足が不自然に伸びてしまったりして悲惨な写真になることがありますが、このレンズならイケるかも。

扱いには細心の注意を。

このレンズは出目金レンズと呼ばれる前玉飛び出しですので、扱いには注意が必要です。ブライダルスナップやイベント撮影のように人がいっぱいいる所では持って行かない方がいいかもしれません。仕事での撮影となるとどうしてもキャップを付けづにバックに放り投げてしまうこともありますからね。明日も叙勲受章者のパーティー撮影があるのですが、このレンズは持って行けません。

宮川朝市の記事公開!

ギフマチック「宮川朝市」の記事公開!

飛騨高山の宮川朝市の取材にカメラマンとして同行。小雨の寒い中モデルさんもコーディネーターさんも頑張ってました。

外国人が非常に多いです。カメラを始めたばかりの頃にニコンF3に50㎜f1.4のレンズを付けて高山に来た当時は朝市は地元の人たちの交流の場だったように思いましたが、今ではどのお店も完全に外国人をターゲットにしています。英語や中国語を流暢に話す方もみえました。

 

この日はあいにくの雨でしたので、標準ズームと望遠ズームの2本のレンズだけでこなしました。傘をさしながらの撮影でした。

 

午後からは木工体験の撮影でした。この記事はまだ公開されていません。スピードライト1灯をワイヤレスで傘バンです。

最近このニコンクリエイティブライティングシステムに助けられています。機材の移動も楽ですし、コードレスに撮影できるのはありがたいです。傘バンではやや影が硬いのですが、人物撮影にはコントラストのあるメリハリのある写真になり気に入っています。もう1灯増やして光を回すのも簡単です。さらにもう1灯追加すればアクセントライトにしたり、背景の露出調節にも使えます。それらの設定を全てコマンダーSU-800で手元でできてしまいます。モノブロックでやろうとすると倍以上の時間がかかる上に、コードだらけで危険すぎます。

 

スピードライトはグループわけもできますので、数が多ければそれだけ光量の調節も幅が出ますし、チャージ時間も短くできそうです。もう1灯購入しようかと思います。

ストロボコレクション

ストロボがこんなに溜まっていました。

コメットのモノブロックが4灯、コメットのジェネレーターヘッドが3灯、合計7灯の外部ストロボで撮影をこなしています。それぞれに使い道があってどれも必要なものばかりです。

15年程前に雑誌取材時に必要な料理写真を撮影するために200Wのモノブロック1灯を購入しました。今でも取材時の料理撮影は200Wのモノブロック1灯で撮影しています。

美容室の狭い場所で成人式や卒業式の撮影を受けることになり400Wのモノブロックを追加で購入しました。2灯ライティングではどうしても背景に落ちる影が見苦しくて距離や角度を工夫しながら散々苦労してライティングしていたのを覚えています。

結局、背景紙を両サイドから均等に照明を当てるしか解決できないため1200Wのジェネレーターにヘッド2灯を購入しました。

4灯のストロボを所有したことで、撮影の幅が広がりました。テーブルいっぱいに料理を並べる会席料理も受注できるようになりましたし、美容室のコンテスト用の撮影や5〜6人のアイドルグループの集合写真も可能になりました。ブツ撮りも4灯あれば大抵のモノは撮影できます。

ではなぜ7灯も必要なのか。

4灯あれば大抵のモノは撮影できるのですが、僕はさらにモノブロック2灯とジェネレーターヘッドを1灯所有しています。全部で7灯あるわけですが、予備で購入したわけではありません。

人物撮影の背景紙への照明が両サイドに1灯ずつだとどうしても中心部分は明るいのですが、上と下はアンダーになります。飛ばし気味に炊けばそれほど明暗差は気にならないのですが、こだわるならやはり全面均一に照らしたいわけです。そうすると両サイドに上下2灯ずつ配置してまんべんなく照らさないといけません。背景紙に4灯使うのはとても贅沢な感じがしますが、仕上がりの完成度に差は出ます。

タイトな撮影スケジュールにも対応。

複数のモデルさんを使った商品撮影の場合、ライティングを1ヶ所だけにしてしまうと、待機中のモデルさんが準備ができていても待たせてしまうことになりますし、同じモデルさんでライティングや背景を変えたいときにセッティングができるまで待たせてしまうことになります。これでは効率が悪く時間がかかってしまいます。そこで、2ヶ所(時には3ヶ所)でライティングを組んでおくと次から次へと撮影が進み効率よく撮影できます。被写体がモノを言わない商品の場合はいいのですが、モデルさんがいたりヘアメイクさんがいたりすると、カメラマンのセッティング待ちの時間はプチ地獄な時間です。「まだですか〜」とだんだん顔に出てきますからね。

スピードライトもあなどれない。

スナップ撮影以外でスピードライトを使うことにはかなりの抵抗があったのですが、取材撮影の仕事の場合、人物、外観、内観、料理、小物などめまぐるしく撮影の指示が飛んできます。移動も多いです。重たい機材を持ち運び、いちいち電源を探してライティングを組み直す。こうなるとモノブロックではとても大変です。そこで試しにスピードライトをコマンダーで遠隔発光させてモノブロックの代わりに使ってみました。スタンドにスピードライトをセットしてアンブレラに反射させます。アンブレラバウンス1灯では硬い影が気になりますので可能であれば2灯のスピードライトをコマンダーで制御して影の硬さを調節します。すると思ったよりそこそこメリハリのある気持ちの良い写真になりました。背景の光量落ちが気になる時は、スローシンクロにするか、もう1個スピードライトを追加します。チャージが遅いのと見栄えが良くないことを我慢すれば十分使えそうです。

道の駅クレール平田がリニューアルオープン!

道の駅クレール平田がリニューアルオープンです。

本日、新しくなったクレール平田の外観、内観、料理を撮影しました。僕の写真はホームページに掲載されるようです。25日(土)がリニューアルオープンということで、色々なイベントが開催されるようでその様子も撮影します。太鼓の演奏や園児の合唱があるそうで楽しみです。ものまねタレントも2人みえるそうで楽しみです。

何よりも、トイレが温水洗浄便座になったことが嬉しいですね。痔の僕にとっては。

今日の外観撮影では順光でしたのでPLフィルターを装着してみました。窓ガラスの反射や屋根の反射はうまく取り除いたのですが、青空が部分的に濃い所と薄い所に差が出来てしまいました。カメラのモニターでは気にならなかったのですが、PCでチェックするとちょっと気になります。青空のグラデーションはPHOTOSHOPで触るとどうしても違和感が出てしまいますので、あまり修正出来ません。せっかく青空で撮影できたのに別の青空を合成するのも気に入らないのでわからない程度に修正しておきました。

先日ニコンのサービスセンターでセンサーの掃除をしたばかりなのですが、画面の端っこに早速小さなゴミが現れはじめました。まだPHOTOSHOPで取り除ける範囲ですが、もうしばらくすると大変なことになります。なんとかならないものでしょうかね。ゴミ問題。

 

天空の城「郡上八幡城」撮影成功

朝露の中に佇む郡上八幡城

風景写真にはそれほど興味がありませんので滅多に撮影には行かないのですが、お客さんから頼まれたため郡上八幡城を撮りに行きました。風景写真の得意な先輩カメラマンさんに同行していただき早朝の霧を狙いました。国道256号線を登っていくと撮影ポイントは2箇所あるとのことですが、最初のポイントは車が停められなかったので頂上付近まで登って2箇所目で撮影しました。
運よく到着と同時に霧が少しずつ晴れてきてお城が姿を見せてくれました。70-200ミリに2倍テレコンを装着して400ミリにするともう少しアップで撮れましたが、周辺の山にも霧がかかっていて綺麗でしたので200ミリくらいがちょうどいいかなと思いました。

日の丸構図バンザイ!

カメラ雑誌のウンチクを真に受けて凝り固まってる方からすると「こんなのは日の丸構図と言ってダメ写真だよ」って言われるでしょうね。フィルム時代の構図で勝負するならその通りかもしれませんが、この写真はコンテストに出すわけではありません。トリミング前提で撮ってますのでお許しください。日の丸構図で撮っておけば、好きなようにトリミングできますし、どこにでも文字を入れることができます。日の丸構図=オールマイティ。日の丸構図バンザイなのです。

キャッチライトもなんか古臭い。

ポートレイト撮影においても「目にライトを入れないとダメ写真だ」って言って強烈な太陽光をレフ板で反射させてモデルさんをギラギラ照らさないと気が済まないような方も見えますが、僕にはどうも不自然に見えてしっくりこないんですよね。眩しいのを必死で我慢するモデルさんがちょっとかわいそうになってきますし。

特注の腕章が完成!

腕章にこだわる。

運動会や文化祭などの学校行事やコンサートや発表会などのイベントには腕章の着用を義務付けられることがあります。これもデジタル時代の悪しき傾向ですね。この腕章を付けることで、一般人が入れないところへ入ることができたり、自由に動くことができたりしますのでとても重要です。これを付けていないと一般の方がズケズケと入ってきたり、撮影禁止の会場でバシャバシャやりだしてしまったりするわけです。

腕時計やアクセサリーを付けるのが苦手な僕にとっては腕章なんか本当は付けたくないんです。汗が溜まりますし、カメラのストラップが引っかかったり、服に穴が開いたりします。

この腕章、特注サイズで作ると意外と高額になります。数千円〜1万円以上にもなります。ホームセンターで購入すれば1,000円くらいで手に入るのですが、僕は特注で2つ作りました。

自分のためではないんです。

こういう腕章を付けることで自分の撮影のモチベーションを上げたいことはもちろんですが、もう1つは撮影を引き受けてくれたカメラマンさんへの配慮もあってなのです。

僕が今まで渡されてきた腕章は使い回しの汚いものでしかもビニール製の安いものばかりでした。渡される度に「早く終わらせて帰りたい」という感情になります。これでは良い写真は撮れないですね。

今週末、コンサートの撮影があり腕章着用が義務付けられている現場です。僕は動画を回しますので、スチールを先輩カメラマンさんに依頼しました。先輩のためにホームセンターで腕章を購入しようかと思っていたのですが、自分が安い腕章を渡された時のあの感情を思い出し、今後も長く使えるものだし、また依頼を受けてもらえると助かりますので特注することにしました。

このカッコいい腕章を付けていただいて最高のパフォーマンスを見せて欲しいです。

ついにグレッチを入手しました。

グレッチ購入!

長年の物欲の中でもこれは手が出ないと諦めていたギター、グレッチ6120愛称ナッシュビルをついに入手。グレッチと言えば、ジョージ・ハリスン、エディ・コクラン、チェット・アトキンスなどが使用するギターとして有名ですが、僕はやっぱりブライアン・セッツァーです。グレッチのギターと言えば、ホワイトファルコンやカントリージェントルマンなど数十万円〜100万円を超える高級ギターのイメージですが、ギブソンやフェンダーの台頭でかなり落ち目になってしまったそうです。現在はフェンダーに吸収されてしまっているようです。

ギタリストには不人気

このグレッチのギターはボディが空洞のフルアコというジャンルのギターです。ギブソンのES-335は真ん中にブロックが入っているセミアコです。センターブロックがあるおかげでハウリングが軽減されるため膨よかな響きを綺麗にピックアップが拾ってくれるのですが、フルアコはハウリングには悩まされるそうです。さらに弦の交換が面倒です。ブリッジが固定されていないのでとても厄介。ビグスビーのトレモロの6つの突起に弦のボールエンドを引っ掛けるのですが、何回も簡単に外れてしまいイライラします。ビグスビーのトレモロはカッコいいのですが、ガンガンにアームを多用するとチューニングが狂います。

ただこれらのマイナス面をカバーしてあまりあるほどの見た目のカッコ良さがあります。特に6120は他のグレッチギターに比べるとゴージャス感も抑えられていてサイズも小ぶりですので、主張しすぎないルックスが最高です。

音もいいんです。

アコースティックギターのような膨よかな響きがとても気持ち良いです。アンプに繋がなくてもそこそこ音が出ますのでシャコシャコとエレアコを弾いている感じがします。それなのにチョーキングなどもちゃんとできて良いですね。アンプに繋げばトーンの切り替えができるので、低音をカット気味にしたり、逆に高音カット気味にしたりと幅広い音の変化が楽しめます。

フィンガーボードにインレイが無い!

ポジションマークはネックの上の方にありますので、困ることは無いのですがインレイがありません。グレッチというメーカーは結構適当なところがあって、出荷に間に合わなかったためインレイを取り付ける前に出荷してしまったものが「案外無くても良いかも」ということでこのモデルは無くなったみたいです。ウエスタンモデルなど特別なものにはカウボーイをイメージさせるインレイが入っています。エディ・コクランが使っていたモデルですね。

ヘッドには馬の蹄

ヘッドには馬の蹄を模したホースシューのインレイが入っています。グレッチがカントリーミュージシャンをターゲットにしていた証ですね。

ピックアップにはU.S.PAT.2892371と刻印されていますがこれはアメリカの商標登録番号だそうです。グレッチオリジナルのピックアップです。ブライアン・セッツァーはTVジョーンズピックアップに交換していたそうですので、いつか交換してみようかと思います。

撮影について

1番最初の全体写真は白背景紙に両サイドから強めの光を当てるいわゆるバック飛ばしです。ギター本体には右斜め前から弱めに1灯当てています。左から当てるとかなりキツイ反射が出ると思いますので。少しでもヴィンテージ感が出ればとコントラストを強めに付けています。たまたま白背景紙での仕事が入ったためついでに撮影してみました。