コロナ禍でますます需要が増すブツ撮り
個人的にはロックダウンのような強烈なハンマーでコロナを根絶させた方が良いと思うのですが、日本人には強権的な力に異常なほどの拒否感があってできないそうですね。
ということは、この先も緊急事態宣言を出したり解除したりを延々と繰り返すことになりそうです。
結果的に職が無くなる人や潰れる企業も当然出てくるとは思います。
でもそのお陰で需要が高まる職種や業種、新しい産業も産まれてくるわけですので、自分の立ち位置をどこに置くかは重要な選択となりそうです。
ブツ撮り(商品撮影)の需要が増す。
ブツ撮りは在宅ワークが可能です。写り込みの処理や光の周りすぎる問題がクリアできれば6畳ほどのスペースである程度の商品は撮影できます。
インターネット販売を活用する企業もどんどん増えてくることが想像できます。
予算に余裕のない個人店でもBASE(ベイス)やSTORES(ストアーズ)などの無料ECサイトを利用することで簡単にショッピングサイトの運営ができます。
WordPressのテーマにもWooCommercsやWelcartと連携してショッピングサイトを運営できるものが出てきました。
魅力的に撮ることの難しさ
ヤフオクやメルカリへ出品するための使い捨ての画像であればスマホで十分なのですが、ショッピングサイトで使用する画像は結構大切です。
商品画像のクオリティが売り上げに大きく影響します。
僕はどういうシステムなのかよくわからないのですが、自分のサイトやブログに掲載する画像でも何故か良い写真の時に閲覧数が増えている気がします。
どうせ誰も見ないだろうと適当な画像を使うと本当に誰も見にこない。これはどういうシステムなんでしょうか?
SNSとの連携を駆使して売り上げを伸ばすためにはこの「拡散性」を理解して武器にすることが必須となりそうです。
この点はもっと勉強しないといけません。
尻すぼみジャンルは記念日撮影
入学式、卒業式、七五三、成人式、結婚式など人生の記念日は何度かあります。
ひと昔前までは、大切な記念日だから写真に残しておきたいという思いでカメラマンにお金を払って依頼していました。
現在は、写真に残すことが目的であればスマホでもOKです。大きなデータで残したいのであれば家電量販店にそれを叶える機材が売っています。
高いお金を払ってカメラマンに頼むという選択肢はほぼ無くなります。
「知り合いだし安くやってくれるなら」など条件が付けばあるかもしれません。
人物写真よりハードルが高い物撮り
人物撮影は対面ですし周りにも取り巻きがいたりして華やかではあります。
上手に撮ってあげればその場で直ぐに喜んでいただけて楽しいものです。
喜びの大きさ=仕事の対価
という方式にあてはめると、自分を綺麗に撮ってもらえた時の喜びというのは非常に微々たるものであることがわかります。
ビジネスが成功した時の方が断然喜びも大きいわけです。
ビジネスの成功に大きな役割を果たすのがブツ撮りです。
結果が出るまでにはタイムラグがありますし、1回だけでは成果が出ないかもしれませんし、時にはその画像のせいで売り上げを下げてしまうこともあるかもしれません。
だからブツ撮りはハードルが高いジャンルだと言えます。
グラス3つ撮るだけでも実は照明機材をあれこれ変えたり、距離を変えたりして何度も撮り直しています。
この写真には見本があって、それに近づけるように試行錯誤を繰り返しています。
なんとなく納得できるまでやってみたのですが、物の配置やカメラの角度、トリミングなどもっと良い方法があるかもしれません。
このように自粛期間で時間がある時はブツ撮りの技術を磨いていこうと思います。