箸と箸置きを寄せ集めました。
うどん・蕎麦屋さんのメニュー撮影のために家にあったものや以前購入した箸と箸置きを寄せ集めました。
通常の料理撮影ではフードコーディネーターさんが現場に居てくれて、盛り付けの手直しやとんすいや箸や小物類の準備をしていただけます。
カメラマンは撮影に集中できるのでとてもスムーズに撮影が進んでいきます。
しかしここ岐阜のような田舎ではフードコーディネーターという職業は存在しておりません。
編集プロダクションやアートディレクターといった職業の方にも出会ったことがありません。
料理の撮影依頼が来た場合は、当然のように背景紙や小物類もカメラマンが準備しないといけない感じになっています。
そのお陰で僕の家にはちょっとしたリサイクルショップが開けるくらいの小物が眠っています。
お店で使っている箸ではダメなのか?
箸はお店で使っているものを撮影時にも使うことが多いのですが撮影には向かない場合があります。
今回のように白い割り箸袋を使っているお店さんの場合は、こちらで用意した箸に変えさせていただいています。
目線誘導の観点からの判断です。
写真を見る時、誰でも無意識に白い部分や明るい部分を最初に見てから最後に暗い部分を見るという目線の動きがあります。
碁石の大きさが白と黒では黒の方が少し大きく作られているというのも同じ大きさだと白が目立ってしまうからという理由ですね。
人物写真の場合に無意識に目を探してしまうというのもありますね。
暗めの器に濃いめの料理がのっているときに白い割り箸袋があるとどうしても割り箸袋が先に目に入ってしまいがちになります。
さらに白くて明るいものほど印象にも残りやすくなってしまいます。
料理写真の場合は最初に料理に目線を誘導しておきたいので、料理以外の白くて明るいものはできるだけ排除した方がベストです。
細かいことですがこういう人間の本能的な部分や目の錯覚を利用するのも良い写真を撮るためには必要ですね。
岐阜で商品撮影・料理撮影・カタログ撮影などの依頼をお考えの方は、ぜひカメラくらぶへお任せください。カメラくらぶでは、メニュー・パンフレットなど様々な用途で使用できる写真撮影を行っております。ご意見・ご感想などありましたらお気軽にお伝えください。
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