フジフイルムX-T4はスチルカメラ用にする。
X-T4を動画用にと画策してきましたが動画撮影時のオートフォーカスの挙動やズーミング時の露出のチラつきなどいまいちな点があります。
僕の場合はズーミングはしませんし、ピントもマニュアルで合わせることが多いので使えないというほどの欠陥ではありません。
どうしても併用して使っているニコンZ6Ⅱと比べてしまうのですが、動画に関してはZ6Ⅱの方が使いやすく仕上がりもいい感じです。
特にジンバルに乗せる時はオートフォーカスを使うので、オートフォーカスが弱いX-T4はちょっと気がすすみません。
Z6Ⅱは動画機としてはあまり目立ちませんが意外といいんですよね。
色味はフジには敵いません。
チープで嘘くさい緑色は気になります。
色味に関しては彩度をやや落とすことでなんとなく好きな色味に近づきます。
Z6Ⅱは動画専用機にする。
ということでX-T4はスチルカメラとして、Z6Ⅱは動画機にすることにしました。
X-T4をスチルカメラとして使うためにフィルムシミュレーションをもう少し触っておきたくなりました。
先ずはこのX-T4から搭載された「ETERNA ブリーチバイパス」。
映画のフィルム現像の技法に「銀残し」というものがあるそうです。
通常は現像処理で銀は取り除かれるのですが、あえてその工程を省くことでフィルムや印画紙に銀が残るとのことです。
彩度が低く抑えられつつコントラストが効いた独特の表現ですね。
なにげないスナップ写真でも映画のワンシーンのようなイメージになるとかならないとか。
スマホの画像は彩度が強めですので、このくらい彩度が抑えられていると新鮮な印象はあります。
この色味をニコンのZ6Ⅱで作り出すのは難しそうです。
スチルならRAW現像。
動画なら10bitのlogで撮っておいて編集時にカラーグレーディングが必要です。
X-T4なら撮影時に完結できてしまうのは非常にありがたいことです。
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