栗の季節が近づきました。
栗も葉っぱもまだ青々していましたので、グリーンフィルターをかけて濃度を出しました。
GFX50Sのフィルムシミュレーションには「ACROS」というモードがありさらにその中に数種類のフィルターがあるのでその場で効果を確認しながら撮影できます。
趣味もデジタル
モノクロ写真は撮影から現像までいろいろな工程が楽しめますが、その写真が売れることはほとんど無いので完全に趣味の世界です。
モノクロフィルムの販売はどんどん縮小されていて、手に入れるのも困難ですし現像やプリントをするのも一苦労です。
でもデジタルならまだまだ楽しめそうです。
Nik Silver EfexProというソフトでもいろいろな効果を楽しめます。
リンホフで遊びたい。
35㎜はライカ、中判はハッセル、2眼レフはローライ、そして大判はリンホフ。
大判のレンズは解像力が魅力ですね。
デジタルカメラがどんどん高画素化していますので、それにともなってレンズの性能も良くなっていきます。
オールドレンズも人気はありますが、それはその描写の甘さや周辺減光、歪曲収差をあえて楽しむものであって、往年の銘玉レンズもそのクセを楽しむものになっています。
大判用レンズはアオリ撮影や大きく引き伸ばすことを考慮して設計されているため、周辺部の光量低下や解像度の低下は押さえられているはずです。
設計当時から大判用のレンズは35㎜交換用レンズとは別格の解像度を持っているはずですので、現在のデジタルカメラで使用しても十分にその解像感を楽しめると思います。
解像力があるということは階調表現も豊かだということですのでモノクロにも最適です。
180㎜(大判の標準)レンズ付きのリンホフが10万円〜20万円で購入できる時代です。
GFX50Sにはビューカメラアダプターがありますので布を被ってピントを合わせる必要もありませんし、何枚でも撮影できます。
ただデジタルですので長時間露光は苦手です。
問題は大きさ
購入したい気持ちはあるのですが、フィールドタイプであったとしても結構かさばります。
仕事で絶対に煽りが必要だと言われれば持っていくかもしれませんが、後処理で何とかなってしまうことの方が多いかもしれません。
趣味の作品作りのためと考えてもお金にならないことに時間と労力はあまり使いたく無い。
こう考えるともう少し時間とお金に余裕が出てからでもいいのかなと思ってしまいます。