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キャニオニング

キャニオニングの記事が公開されました。

ギフマチックの最新号「キャニオニング」の記事が公開されました。キャニオニングというのは沢登りのことです。

実はこの撮影にはすったもんだありましてとても思い出深い撮影でした。

外国人のマッチョなガイドさんに「カメラは水没するからNGだ」と言われ、出発前からこの企画がボツになるのかと焦りました。途方に暮れていると別の外国人ガイドさんが「いいものがある」と言って防水の袋を2つ持ってきてくれました。その中にタオルを敷き詰め2重にしてさらに防水リュックまで貸してくれました。撮影の度にいちいち袋からカメラを出し入れするのは非常に大変でしたが、おかげで水没することなく撮影ができました。

大きな滝があったり大きな岩があったり涼しくて気持ち良かったのですが、撮影しないといけないので僕は泳ぐことはできず飛び込んだり滝にうたれたりもできませんでした。

ガイドさんが撮影ポイントをいろいろ教えてくれたのですが、構図によっては岩の上に登ってモデルさんが登ってくるのを狙ったり、薮の方へ行って全景を狙ったりとヘトヘトになりながら撮影していました。

そして撮影終了後、ウエットスーツを脱ぐとなんと右足のスネに蛭が吸い付いていました。ライターで炙ったり虫除けスプレーを吹きかけると簡単に取れるようですが、そんなものは無かったので引きちぎってやりました。蛭の歯が残ってしまうと強烈なかゆみに襲われるらしいので、流れ出す血と一緒にギュッとつねっておきました。バンドエイドを貼っても血が滴り落ちてきます。黒いジーンズでしたのでみんなには気付かれずに済みましたが、血がべっとり染み込んでいました。

 

キャニオニングの次は下呂温泉祭りで屋台や花火を撮影しましたが、その記事はまた後日です。

移動中のモデルさんの話題には少しもついていけませんでしたが、とても楽しい撮影でした。