体育館の竣工写真をスマホで撮影。
新しく体育館ができたので記念式典の撮影に伺いました。
始まりまでしばらく待ち時間ができたのでスマホで竣工写真に挑戦しました。
完全な補正はできませんが、ノイズを取ったり、角度を調節するだけで良い感じになりました。
WEB上で見る分にはこれで十分ですね。
取引終了のお知らせ。
僕はよく美容室やエステの撮影に行っていますがこれは某大手広告代理店のポータルサイトに掲載される孫請け仕事です。
美容室やエステの撮影は店内撮影、外観撮影、施術風景、オーナープロフィール、商品撮影など被写体が様々ですので効率的に撮影できるように機材を少なくしつつクオリティが下がらないように瞬時に判断したり段取りを工夫しながらの撮影ですので大変ですが面白い撮影でした。
ただ極端と言えるほど安い報酬でしたので、1日に3件はないととても生活できない仕事です。
当初は1日に2件、3件の依頼が来ていましたので良かったのですが、ここ数年は1日1件という状況でした。
1件2時間程で撮影は終わりますが、その1件のおかげで他の仕事を断らなければならない悔しい思いを何度もしていました。
「もうこの仕事からは手を引かないといけない」なんて思いながらズルズルやってきました。
すると突然、某大手広告代理店の業務の大幅な改変のため下請け会社が業務から外されることになり、孫請けの僕も5月で業務終了とのこと。
低いテンションでそのことを伝えてくれた下請け会社の担当者さんには「残念ですね。心機一転頑張りましょう!」と伝えましたが内心は渡りに船。
これで今まで逃していた仕事もバッチリ受けられるようになります。
大きな組織からの仕事を請負う際に気をつけること。
大きな組織は業績が順調な時は定期的に仕事が舞い込んできてとても助かるのですが、あまり依存しすぎると危険ですね。
どんな業務も時代に合わせて改変されていきます。
ポータルサイトも2年、3年と続けていくうちに掲載店舗は固定化されます。
新規顧客を獲得するために様々なキャンペーンを打ち出しますが、掲載の意志が少しも無いお客さんにキャンペーンを突きつけても響きません。
逆に通常料金を支払い続けてきた固定客からは信用を無くします。
安易なキャンペーン一辺倒のやり方では続きませんね。
「組織が大きいため仕事量はあるしそう簡単に潰れないだろう」と思って他の仕事をほとんどやっていない場合はやはり危険です。
大きな組織ほど問答無用であっさり方向転換するわけです。
準備を怠らない。
撮影の仕事は様々なジャンルがありますのでどんな依頼が入るかは想定できません。
持っている機材でできる仕事なら問題ないのですが、触ったことがないレンズや照明機材が必要になることもあります。
来る仕事は拒まない主義のカメラマンさんもいるようですが、依頼者にとっては傍迷惑な話です。
カメラの機能に依存しない。
カメラは日々進歩しますので誰でも撮影ができるようになってきました。
ただ記録するだけなら誰でもできます。
しかし現場ではそう簡単にいかないことの方が多いものです。
例えば窓から光が差し込む部屋でストロボ撮影する時に窓の外の景色が分かるようにするのか、白く飛ばし気味の方が良いのかを先ず決めてその露出値に合わせてストロボの光量を決めます。
これはカメラマンが決めることなのでカメラではやってくれません。
マイコロスコープを着けて歯科診療中の歯医者さんを深度浅めで撮影するとき、目が隠れてしまっているのでどこにピントを合わせるのが正解なのか迷う場面です。
オートフォーカスに任せればマイクロスコープに合わせるでしょうが、歯医者さんはボケボケです。
これもカメラマンがどこにピントを持っていくかを決めないといけません。
カメラの機能に頼れるのはごく限られた場面だけなのかもしれません。
機材を減らすことができたりバッテリーが大容量化してくれるのはありがたいのですが、写真を撮るのはカメラマンなんですよね。
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