とうとう購入!ニコン大三元のリーダー的存在、超広角神レンズ。
ニコンの大三元のレンズの1つがこのAF-S NIKKOR 14-24㎜ f2.8G EDです。Fマウント最強の超広角レンズです。重いし高額だしフィルター付けられないし出目金レンズなので扱いにくいです。
しかし、2007年11月の発売ですのですでに10年経ってますが、圧倒的な完成度のために未だに後継が出る噂は聞こえてきません。
僕は風景写真は撮りませんので、コマ収差(星などのように1点で光っているはずなのにレンズを通すとにじんでしまう現象)に関してはそれほど気にしていません。ニコンのレンズの場合名前に「ED」と付いているとコマ収差を極力無くしてくれる良いレンズだそうです。
それよりも、周辺域の画像の「流れ」が気になっていました。竣工撮影にはどうしても今までの17㎜では狭く感じることがありますので、14㎜の画角は魅力的なのですが周辺が流れてしまうのではないかという疑念がありました。
とってもいい感じ!
さすがキャノンユーザーの方が羨むレンズだけあって極端な流れはありませんでした。LIGHTROOMの中にこのレンズのプロファイルもちゃんと入ってますので、クリック1回で気持ちよく補正されます。これなら竣工撮影でも活躍してくれそうです。
もしかしたら、モデルさんの撮影でも使えるかもしれません。ポートレートで超広角レンズを使うとモデルさんの配置によっては顔半分が伸びてしまったり、手の指や足が不自然に伸びてしまったりして悲惨な写真になることがありますが、このレンズならイケるかも。
扱いには細心の注意を。
このレンズは出目金レンズと呼ばれる前玉飛び出しですので、扱いには注意が必要です。ブライダルスナップやイベント撮影のように人がいっぱいいる所では持って行かない方がいいかもしれません。仕事での撮影となるとどうしてもキャップを付けづにバックに放り投げてしまうこともありますからね。明日も叙勲受章者のパーティー撮影があるのですが、このレンズは持って行けません。