新潟の道の駅の撮影
これまで、美濃加茂、織部、根尾、能登島の道の駅のポスター用の撮影をしてきました。
今度は新潟だそうです。
岐阜から新潟までは車で8時間ほど。
新幹線やバスなどでの移動もありですが、仕事でいく場合どうしても機材がかさばります。
予備のカメラ、予備のストロボ、予備のバッテリーなど使わないかもしれないけど念のため持っていかないといけません。
実際に予備があったおかげで命拾いするという経験は皆持っていると思います。
といことで車で行くことになります。
今まで行ったことがないのは、北海道、岩手、青森、秋田、山形、宮城、新潟、島根、鳥取、山口、高知、大分、佐賀、長崎、沖縄となりました。
32の都府県は制覇できているのは嬉しいです。
旅行が趣味でもないのに。
撮影仕事の出張で全国制覇。
ここまで来たら残り15の道県も仕事の出張で制覇してみたくなります。
新潟は決まったのであと14道県です。
カメラ機材を車に積んで目的地に向かうのは楽しいものです。
距離が遠ければゆっくり作戦を練ることもできます。
運転しながらイメージトレーニングを繰り返す中で、当初の撮影プランを微調整していきます。
簡単な仕事無くなりそう。
10万円以内で購入できるカメラでも高画素で高画質な写真が撮れるようになってきました。
仕事先でよく、カメラ機材のことや撮影の仕方などの質問をされることが多くなりました。
社内で撮れるものは社内のスタッフが撮る。
保育園のイベントは保護者が撮る。
家族写真は身内の誰かが撮る。
このような流れからカメラの使い方を学ぼうとしている方が増えているようです。
自然光スナップ写真なら誰でも撮れます。
ストロボを使わない自然光を利用したスナップ写真ならもうプロカメラマンに依頼する必要はありません。
それは認めざるを得ませんが、ストロボを利用するとなるとそうはいきません。
「そのストロボいくらですか?」
「そうやって光を当てると綺麗に撮れるんですね!」
などと声をかけられるのですが、ストロボを使って簡単に撮っているように見えるかもしれませんが実はかなり緻密な計算をしています。
環境光(蛍光灯や水銀灯など)の色被りを抑えるためにシャッタースピードをやや早めたり、
ストロボの写り込みを避けるためにストロボの位置をずらしたり、
被写体の素材に合わせてディフューザーを変えたり、
これまで20年間試行錯誤して蓄積したデータをフル活用して現場でさりげなく出しているわけです。
はたから見れば、ストロボを購入して同じようにセッティングすればそのような写真が撮れるんだと思ってしまうのも仕方がありません。
質問されれば何でもお答えしますが、噛み砕いて説明していたら何十分もかかってしまいます。
ストロボを使った撮影をするにはそれなりの現場での経験が必要なんですね。
失敗することもよくありますが、引き出しが多ければリカバリーもできますので、信用を無くさずに済みます。