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レンズのゴミ取りに3万円。

AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDのゴミ掃除

2017年に購入した超広角ズームレンズ「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」のレンズ内にゴミが付いていて前から気になっていたのですが、いちいちPhotoshopでゴミ掃除するのが面倒になってきました。

ニコンサービスで見積もりを取ったら3万円。

ちょっと痛い金額ですが、26万円で購入したレンズですのでメンテナンスも高いのでしょうか。

分解清掃して劣化した部品交換全て含めた場合の金額ですからもう少し安くなるかもしれません。

Z6Ⅱでも使えますし、GFX50Sでもアダプターを介して使える大切なレンズですのでニコンイメージングへ送ることにしました。

当分の間は「AI AF-S Zoom-Nikkor 17-35mm f/2.8D IF-ED」を保管庫から出して中継ぎとなります。

「AI AF-S Zoom-Nikkor 17-35mm f/2.8D IF-ED」は旧製品ですがとても好きなレンズでしたので売らずに置いておいて良かったです。

ジナーf2を現場へ投入。

ジナーf2にGFX50Sを付けて鰻屋さんのメニュー用の撮影をしました。

少々大袈裟かとも思いましたが新店オープン用のメニューで高級感を出したいとのことでしたので大判カメラの存在感がとても役に立ちました。

器の大きさや数によってカメラの高さや距離を変えないといけないのですが、ジナーf2くらいの重量ならなんとかできそうです。

トヨビューでは絶対無理です。

先日購入したシュナイダー135mmにジナー用の凹みボードがあるので料理の集合写真にも対応できるようになりました。

実は大判カメラじゃなくても仕事はこなせる。

料理の撮影は中望遠マクロレンズがあればだいたい撮影できます。

GFXシリーズ用には120mmのマクロレンズがありますが30万円。

アオリが使いたければニコンFマウント85mmがありますが26万円。

これらのレンズを揃えることを考えれば、ジナーf2を投入した方が非常に低コストで機材を揃えることができます。

現場には、オーナー、広報担当者、料理長、広告代理店営業マンなど多くの人が撮影に立ち会うわけですがほとんどの方は大判カメラなんか見たことが無いと思います。

テザー撮影でPCに転送された画像を見て「この機材だからこんなに綺麗に撮れるんだ」と思ってくれているようです。

実はこの時はほとんどアオリを使っていませんので普通の中望遠マクロで十分撮れるのですがそんなことはその場の誰にも分かりません。

大きい機材は取り回しが大変ですし機動性が犠牲になりますが、それらをはるかに上回る「信頼を得られる」という大きなメリットがあります。

反省点。

今回はかなり狭い個室での撮影でした。

光沢のある器や鏡面仕上げの器があるとどうしても天井や壁が器に写ってしまいます。

ある程度広い部屋であれば天井や壁にストロボの光が届かないように調節できるのですが、狭い部屋ではどうにもなりません。

うなぎなら写り込みは無いものと思っていたらひつまぶしに使う急須の蓋がステンレスのものでした。

壁に掛かっている小物などごちゃごちゃ写り込んでしまいました。

そんなに大きな扱いにならないのでそのままでいいと言われましたが、ちょっと反省です。

白か黒のレフ板か布で写り込みを処理しないとダメですね。

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