壁に窓の影を作ってみる。
無地の壁のままだと少し寂しく感じることがあります。
そんな壁に窓枠の影を入れるだけで雰囲気が変わりますね。
簡単にできるだろうと思って挑戦してみたのですが、なかなかイメージ通りの影が作れずかなり苦戦しました。
Godox AD300Proを強目に発光させてみたのですが、枠のラインが滲んでしまい窓枠の形が出ません。
仕方がないので定常光のML60をフルパワーで当てました。
それでもストロボ光に比べるとパワーが足りませんので、シャッタースピードを遅くして窓枠がくっきり出るように調節しました。
メインのライトはストロボ光ですのであまり硬くなりすぎない程度に拡散させて弱めに当てました。
この試行錯誤に半日かかりました。
これを現場で再現するのはかなり無理があることがわかりました。
定常光とストロボ光をミックスする
ブツ撮りの定番はストロボライティングです。
ストロボの瞬間光でイメージを作りますのでシャッタースピードはなるべく色かぶりを防ぐために1/60秒〜1/200秒くらいに設定します。
例外として環境の光(自然光とか定常光)を取り入れたいときはシャッタースピードを遅くしていくことで取り入れる度合いを微調整していきます。
色かぶりの影響が少しづつ出てきますので、ホワイトバランスの設定も変更していかないといけません。
ある程度の調節はレタッチでできますので、妥協も必要ですね。
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