暴風の中、夫婦岩を撮影しました。
今日は伊勢市の著名なお菓子屋さんで撮影でした。
僕もサービスエリアなどで購入してよく食べています。
ホースマン45FAを先輩カメラマンさんからいただいたローラーカメラバックに詰め込んで気合いを入れて行ったのですが、切り抜き用のみの撮影でしたのでホースマン45FAの出番はありませんでした。
外観と内観を撮って撮影は終了。
お店の方に「夫婦岩はすぐそこですよ」って教えていただいたので見に行ってみました。
強風のため海は大荒れでかっこいい夫婦岩の写真が撮れました。
波が高くて水飛沫が飛んできます。
カメラが濡れるのが嫌ですぐに退散。
悪天候とコロナのせいで閑散としていました。
社務所があり何か購入できるみたいでしたがいつも通りお参りも何もしずにトイレだけ借りて帰りました。
今日は12月8日。開戦の日。
あまり信心深くなりすぎるとおなじ過ちを繰り返しそうで怖いですからね。
俯瞰からの視点
撮影の仕事は物事を客観的に見ることが大切です。
高い建物を撮影する場合、高さを強調したいのであれば上部をすぼめて撮るべきですし、逆に形を正確に伝える必要があればアオリを使って形の補正をする。
料理の撮影でもピントは浅めがいいのかパンフォーカスがいいのか、用途によって決まってきます。
和装の人物写真の時によくマネキンのようなポーズをさせたがる方が見えますが、そんなに着物の柄が重要でしっかり見せたいのなら最初からマネキンでいいんじゃないのって思います。
人物は体格も性格も個性があるのでその人に合った撮影をしてあげた方が自然でいいと思います。
プロカメラマンのこだわり
撮影現場でよく「そのカメラいくらするの?」って聞かれます。
数十万円のギャラの現場ならとても「10万円のカメラです」とは言えませんが、実際は10万円のカメラで十分こなせる現場が多いです。
それは撮影技術でカバー出来てしまうから。
それはわかっていますがやっぱり少しでもいいカメラで仕事はしたくなります。
ローラーカメラバックを僕に譲ってくれた先輩カメラマンさんはプロカメラマンとしてとてもこだわりが強い方です。
竣工撮影の仕事を手伝ってもらうことがあるのですが、ほとんど無報酬にもかかわらず最高の写真を撮ってくれます。
様々なレンズを駆使してかなりハイレベルな写真を残してくれます。
撮った写真に満足することなく、もっと良くなると思えばボディやレンズを購入します。
その金額を聞いたらとてもそんな報酬では申し訳ないと思ってしまいます。
だからこそプロカメラマンにお願いすることには価値があるんですけど残念ながらそうではないカメラマンもいるわけです。
ギャラが安いからといってクリップストロボで誤魔化したり、ズームレンズ1本でまかなってしまったり。
なるべくプロカメラマンの価値を下げないようにこだわりを持って仕事をしていきたいです。
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